総合物流企業へ躍進 60年間の信頼と実績
2023年12月、創業60周年を迎えたという株式会社中山运输。創業当初は、手積み手下ろしで建設資材などを運んでいたそうだ。転機は間もなく訪れる。近隣に整備された東部工業団地に、様々な企業が誘致される中で、同社は梱包資材や空缶、製紙、飲料などの輸送業務を受注。また、これを機に自社倉庫(一時保管?荷捌き用)の運営も開始する。その後も建設用薬品や半導体などの輸送も手がるなど、同社は順調に事業を拡大していった。
1990年代に突入すると、さらに同社にビジネスチャンスが到来する。工业団地に自动车部品の工场が进出したのだ。先代社长の中山光吉氏の指挥のもと积极的に売り込みをかけたことも功を奏し、自动车部品の保管、输送业务を获得することができたという。后に、この仕事は、同社が総合物流公司へと跃进する大きな础となる。现社长の中山博树氏は、当时を振り返りながら次のように语られた。
「自动车部品?ユニット(构成部品)、関连资材の输送を契机に车両を増车。100台ほどだった车両は一気に200台を超えました。その后、保管业务や流通加工(ピッキングやアッセンブリ等)といった付加価値の高い物流サービスも提供。専用の物流センターを稼働させました。これを足がかりに仓库事业を拡大し、北九州エリアに独自の物流ネットワークを构筑。仓库だけで7拠点を运営しており、保有スペースは约65,880尘2に及びます。売上高は、自动车関连が约60%(グループで约50%)を占めていますが、创业时からのお客様とも途切れることなくお取引を続けています」
こうして県内でも有数の総合物流公司へと成长を遂げた同社。その他の事业としては自动车整备事业(民间车検场、整备、自动车贩売等)や燃料贩売事业(骋厂)を运営。さらにグループ会社として运送会社(ダンプ、コンテナ等)をはじめ、建设会社(造成工事等)、航空会社(医疗搬送、游覧等)、饮食店(创作料理)などを展开している。

- 会社名
- 株式会社中山运输
- 所在地
- 佐贺県叁养基郡上峰町大字坊所2383
- 设立年月日
- 1966年9月(创业1963年12月)
- 代表者
- 代表取締役社長 中山 博樹
- 従业员数
- 430名
- 保有车両台数
- 230台


付加価値の高い物流サービスを提案
同社の强みは、北九州から全国各地まで运行できる输送力はもとより、付加価値の高い物流サービスにある。长年にわたり集荷から保管、流通加工、配送までフレキシブルに対応できる设备を整备し、人材を育成し、ノウハウを培ってきた。特に主要事业の自动车部品输送においては、保管のみならずアッセンブリ代行サービスを提供している。流通プロセスは、自动车部品向けの资材を集荷?保管して必要に応じて部品メーカー(佐贺)に供给。各种部品を集荷して、自社仓库でユニット(构成部品)に组み立てる。検品后、ユニットを自动车メーカーの工场(大分、爱知、静冈)などへ纳品するという流れだ。担当する作业员数は総势150名。同社の迅速、丁寧、确実なアッセンブリ代行サービスは顾客からも高く评価されており、现在は复数の自动车部品(エアバッグ、コンソールボックス等)を取り扱っているそうだ。また中山社长は、一连の物流サービスを提供するようになってから运赁形态も変更したという。
「そもそもアッセンブリ代行サービスは、复数の部品を、その都度运ぶよりも、当社で组み立てて运んだ方が効率的で、コストダウンにつながる、と提案したことから始まりました。また同时に自动车の生产は波があり、少量ロットの発注も少なくないため、运赁も车建てから个建てに変更。両社にとってメリットを生む仕组みが、安定した质の高い物流サービスの提供につながると考えています」



顿齿で「2024年问题」に対応
同社は、ビジネス环境の変化に対応するため、数年前から取り组んできたことがあるという。それが社内の生产性向上を目的とした顿齿(デジタルトランスフォーメーション)の推进だ。デジタル技术を导入し、事务処理の効率化や业务の改善、组织の活性化を図ってきたという。例えばデジタコの运行データは、すべてクラウド上で一元管理。燃费、走行距离、车両の修缮费、従业员の勤怠、労働时间などのデータを数値化して分析。「2024年问题」対策にも役立てているという。

「数値化することで问题点を明确にし、运行の効率化を推进。自社の取り组みだけでは改善できない场合は、お客様に具体的な待ち时间や纳品回数を提示するなど、労働时间の短缩にご协力いただいています。数値化して根拠を示すと、お客様の理解も得やすくなるというメリットがあります。実际に运行体制(出荷?纳品时间、纳品回数の変更等)やリードタイムの延长などにご理解をいただいており『2024年问题』の解决に向け、荷主様と共に取り组んでおります」
と語られたのは、専務取締役の中山秀之氏である。最近は、事故データも数値化して、事故や違反の発生状況や傾向を分析するなど、ドライバーの安全運転指導にも効果を上げているという。ちなみに同社では“Bad News Fast”(良いニュースよりも、悪いニュースをいち早く報告)が社内ルールとして定着している。故障や事故などの情報は、数十分以内にメールで全社員に共有化されるという。リスクを伴う情報伝達が遅れると、物事をより深刻化させる可能性が高まり、判断を誤る、あるいは決断が遅れるからだという。

ドライバーと情报を共有化。

(大型/フォークリフト/运行管理/卫生管理等)

物流を検讨中
次代を担う若い人材を増员
现在、同社は顿齿の推进と并んで、若い人材の雇用と人材育成にも注力しているという。中山専务は、この先も事业活动を続けていくためには人材の若返りが必要であり、付加価値の高い物流サービスを提供していくには、次世代を担う人材育成が欠かせないと话す。
「现在は、主に学卒者や高校新卒者を対象に人材を确保しています。採用业务に精通した専任者を雇用し、雇用?勤务条件を见直すと共に、募集情报の発信方法や见せ方なども刷新したほか、公司イメージを诉求した动画も制作して当社の奥别产サイトや驰辞耻罢耻产别で公开しました。人材育成では、各种资格?免许取得支援制度(费用100%会社负担)を导入。また、応募者の约7割が业界未経験者ということもあり、教育?研修制度を充実させ、入社后の不安を解消できるようにしており、今后は女性も积极的に雇用していきたいと考えています」
さらなる発展をめざして新规事业にも挑戦
多様な顾客ニーズに応えることで、総合物流公司として确かな事业基盘を筑き上げてきた同社。中长期を见据えた顿齿化の推进、人材戦略など、これからも、さらなる成长が期待される。

「これからは、売上高も重要ですが自社原価を把握して利益を上げられる事業でなければ、過渡期にある働き方改革を進めていくことができませんからね。一方で、新たな物流の仕組みづくりや新規事業への挑戦も欠かせません。すでに、長距離輸送における『中継輸送』(広島で単車の相互乗り継ぎ)は、提携する協力会社と2015年より実施しております。 さらに、航空事业のノウハウを活かしたドローン物流への参入や、車両の運転業務、倉庫作業の自動化など、これからも自ら限界をつくらず、あらゆる可能性に挑戦していきたいと考えています」
と中山社长、最后に创业60周年を记念して、新しいカラーリングの车両を导入したと话された。纯正ホワイトを基调に洗练されたカラーリングを採用したギガは、これからも顾客の信頼に応え、そして人々の生活と経済を支えるため、今日も大地を力强く走り続けている。

※掲载内容は2023年12月1日取材时点のものとなります
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